ヨガ・yoga

疲れがたまった時は、ため息でリラックス!日常生活に深呼吸を取り入れよう(^^)/

この記事を読むことで得られる情報

日常生活の中で、疲れがたまってきたらホッと一息、深呼吸をしてみましょう。ため息のリラックス効果、ため息とセットで行うと効果的な胸を開く呼吸についても説明しています。また、ヨガの最中によりリラックス効果を高める方法もお伝えします。

この記事がおすすめな人

  • 呼吸に関心がある人
  • ストレスを解消したい、緊張を緩和したい・力みをほどきたい人
  • ため息をよくついていしまう人、ため息の効果を知りたい人
  • ヨガでよりリラックスしたい人

一般的なヨガの呼吸について…リラックスしているときは腹式呼吸

ヨガインストラクターあっきーの呼吸のお話です。

ヨガと呼吸は、きっても切れない関係があります。ヨガとストレッチの違いを考えると呼吸に行きつくと言えるほどとても大事なものになります。

ヨガの呼吸は、鼻から吸って鼻から出す呼吸が一般的です。アクティブに動くときや立ちポーズでは、肺呼吸になることもありますが、基本は、腹式呼吸で行います。

腹式呼吸は、寝ているときやリラックスしているときに自然にしている呼吸で、簡単に説明すると息を吸う時にお腹を膨らませて、吐くときにお腹をへこませる呼吸です。

ヨガのポーズをするときは、鼻から吸って鼻から吐く呼吸と共に体を動かします。

ヨガの呼吸の基本的な考え方を踏まえて、ため息をとりいれてよりリラックスする方法についてお伝えします。

①ため息の効果(鼻から吸って口からはぁーと吐く呼吸)

今回は、ため息をヨガに取り入れることで、リラックス効果を簡単に高める方法を説明します。

日常の中で、ため息をつくことってありますよね?

きっと落ち込む出来事があった時やしょんぼりした時にため息をついていると思います。

実は、ため息はリラックス効果がとても高い行動です。ため息は、人間の動物的な本能からしています。過剰な緊張やストレスから逃れるためにリラックスしようと自然にしています。

以前に日経ビジネスというビジネスマン向けの記事の中で「ため息は体にいい」と取り上げられたことがあります。

あっきーのヨガクラスでは、ため息をとりいれてます。

正確には、ため息ではなく、ため息のような呼吸です。この呼吸は体と心をリラックスさせたい時やさらに深くゆるめたいときに行っています。

やり方は、とっても簡単です。

鼻から空気を吸い込みます。口を開けて、ゆっくり「はぁー」と小さい音がもれるような感じで息を吐き出します。

吐き出した空気は、きっと温かい感じがすると思います。

ゆっくり丁寧にやわらかく息を吐くこと。強く早く吐き出さないように注意します。そして、できる範囲で長く吐くようにこころがけましょう。

この呼吸を3回ほど繰り返してみてください。

すると、身体の力みがとれて、徐々に心と身体がリラックスしてくるはずです。
大事なことは、口角を上げてにっこりやわらかい表情でしましょう。

ネガティブな気持ちではしないようにしましょうね(^^)

ヨガクラスに限らず、疲れがたまった時など日常生活の中でもため息のような呼吸をとりいれましょう。

②ため息とあわせて胸を開く呼吸もしましょう。

ため息のような呼吸を行ったら、前後には、大きく胸を開く呼吸もするとより効果的です。

ため息は、リラックスや落ち着く、感情を静める呼吸です。

胸を開く呼吸は、やる気と元気が生まれる呼吸です。

胸を開く呼吸する際は、やや目線を上に向けて、肩甲骨同士を近づけるようにするのがポイントです。

息を吸うときは、できるだけ鼻から丁寧に吸うようにしましょう。肺が風船のように大きく膨らむようなイメージでするとよりたくさんの空気を取り入れることができます。

ため息は、感情を静める呼吸なので、人によっては少しどんよりした感覚になる可能性があります。だからこそ、気分を上げる胸を開く呼吸もセットで行うことをおすすめします。

すべてはバランスですね。呼吸もバランスです。

ため息のような呼吸と胸を開く呼吸…きっとお気づきの方もいると思いますが、実は2つを組み合わせると深呼吸になります。

③深呼吸を日常にとりいれましょう。たまにはほっと一息(^^)/

先ほども触れましたが、深呼吸は、胸を開く呼吸とため息とを一連の動きの中で行っています。ゆるめる・リラックスする呼吸とやる気を出す・元気になる呼吸のどちらの要素も入っています。

深呼吸の一番の魅力は、いつでも手軽にできることです。

1分もあれば、どんな人でもできます。

誰でも簡単にできる深呼吸ですが、日常生活で取り入れている人はあまりいません。

会社員として働いていると、どうしても同じ姿勢で何時間もパソコン作業をすることがあります。また、上司や取引先に気を使いながら、緊張状態で長時間の商談をすることがあります。こうした疲れのたまりやすい仕事中でも、一定時間ごとに深呼吸をとりいれることで、かなり疲労が軽減されます。

個人的に深呼吸の効果を感じやすいタイミングは…

  1. 朝、起きたあとの深呼吸(朝は胸を開く呼吸や胸を開く動きもおすすめです。)
  2. 昼ご飯を食べたあとの深呼吸
  3. 仕事が煮詰まったときやパソコン作業が続いた時の深呼吸です。

他にも緊張する場面やストレスのかかる場面では効果を感じれるはずです。

ぜひ日常生活の中に深呼吸をとりいれてみてください。

ちょっとした工夫で、今よりもちょっぴり快適な人生になるはずです(^^)/

おまけ ため息の効果でヨガのリラックス感を高める!

最後にため息とヨガのポーズを合わせることについて説明します。

今回、説明したため息(のような呼吸)はリラックス系のポーズと相性がいいです。

具体的には寝ポーズやねじりのポーズ、頭を下げる前屈のポーズです。

こうしたポーズはもともとリラックスしやすいポーズですが、ため息のような呼吸と組み合わせることで、リラックス効果がさらに高くなります。

ちなみにですが、頭頂を下げる(顎を引いて後ろの首筋を伸ばす)ことで感情を沈めたり、落ち着く効果があります。

注意点としては、頭頂を下げようと意識しすぎて、顎を引きすぎて力んだり、背中が丸まるすぎて呼吸が浅くならないように気を付けましょう。

感情を沈める効果を実感したい方は実際にポーズをしてみてみてください。

それでは、長座前屈(頭を下げる代表的なポーズ)をしてみましょう。
座った状態で、足を前に伸ばして、上半身を前に倒すポーズです。体育の授業でやった方も多いと思います。

FineGraphicsさんによる写真ACからの写真

今回は、ため息の効果を実感してもらうことが目的なので、膝を伸ばすときついと感じる方は、膝はがっつりと曲げちゃいましょう(イラストみたいに膝をピンピンにしたらダメです)。

あくまでゆるめることが目的です。柔軟性は重視していません。

骨盤が前傾するまで膝はゆるめましょう。

リラックスするためのポイントは、軽くあごをひいて、後ろの首筋をのばすことです。頭頂を床方向に向けます。

身体が硬い方もなんとなくでいいので、首筋を緩めて頭頂が床に向くようにします。

前屈を深めるとき、身体を沈めるときにため息のような呼吸を使います。

吐く息に合わせて、身体の余分な力を抜きます。身体の力みがとれて自然と重力で身体が沈むように行います。

繰り返し、どんどんため息のような呼吸をしていきます。 余分な力は入れないようにして、1~2分ほど呼吸を続けます。

すると自然と力みがほどけて、心と体がリラックスします。

ちなみに膝を曲げても長座がつらい方は、あぐらや正座でもOKです!

軽くあごをひいて、首筋と背骨をゆるめて、ため息をつけば、きっとリラックス効果を感じられるはずです。

頭を下げるポーズは、心が落ち着きやすいので、怒りの感情があるときやイライラする時には特におすすめです。

これで、今回の呼吸お話は終わりです。

今回もお読みいただきありがとうございました。

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