実際に活動しているヨガインストラクターあっきーが思うヨガインストラクターになりたい人が「どういう基準で養成講座を選ぶといいのか?」その選び方について書いています。
この記事がおすすめな人
●ヨガインストラクターになりたい人
●ヨガインストラクターに興味がある人
●ヨガが大好きな人
Contents
ヨガインストラクターになる方法は
愛知県岩倉市を中心に活動するヨガインストラクターのあっきーです(^^)/
ヨガが大好きになって、続けていると一度は考えると思います。
ヨガインストラクターという仕事・生き方についてです。
ヨガにはまり、ヨガが習慣になるほどヨガが大好きなあなたは、ヨガの楽しさや魅力を知るにつれて、ヨガを伝えてみたい、ヨガをもっと深く知りたいと思うようになってますよね😃
すると、自然とヨガインストラクター(ヨガ講師、ヨガ指導者も含む)という道が頭に浮かんでくると思います。
そこで、ヨガインストラクターになる方法をヨガインストラクターのあっきーが書いてみます。ネットで少し調べると、世の中には、様々なヨガインストラクターの資格があることに気づくと思います。
実は、ヨガインストラクターになるためには、”これがなきゃダメ“という資格はありません。国家資格に相当するものはないのです。つまり教えるために絶対に必要な資格はありません。各団体や組織、会社が様々なヨガに関する資格を発行しています。これらの中には、役立つ資格もあれば、役立たない資格も当然あります。
そもそも資格がなくても生徒さんがヨガを習いたいと集まってきて、きちんとヨガを伝えることができれば資格は必要ありません。逆に資格があってもまともにクラスができなかったら、ヨガインストラクターとは言えません。
もっと言えば、どんなに教え方が上手でも生徒さんが、一人も居なければクラスをすることはできません。
では、ヨガの資格は、取る必要がないかというとやっぱり必要です。理由は、ヨガをすることとヨガを教えることは全くの別種目だからです。例えるなら、マラソンと競歩、空手とテコンドーのように似てるけど別の競技なのです。
ヨガができることとヨガを教えることができるのは、まったく別です。ヨガをするなら、自分と向き合うだけなので、自分の感覚に従えばいいです。教える場合は、基本となる知識が必要です。具体的にはヨガを教えるための知識です。その知識をベースとして、自分の感覚と自分以外の他者の感覚を想像してわかりやすく伝えていく必要があります。そのためには日常で自分がヨガをするだけではなく、伝えるための知識の獲得とそれ相応のヨガの練習が必要です。
ヨガは、身体や心、食生活、生活習慣、健康、スポーツ科学に加えて哲学や歴史など幅広い分野を扱います。それぞれの分野が奥深くなっています。ヨガを伝えるうえでは、どの分野も必要な内容です。そのためには、養成講座という形で一通り基本的な知識を習得する方が良いと言えます。そこから、どの要素を自分は大切にしたいのか?どの対象に対して、よりアプローチがしたいのか?基礎知識を土台にして、そういった自分なりのアレンジを加えていけば良いのです。最初に養成講座を受講して、ヨガインストラクターとしての土台の知識を固めることは必要だと思います。
では、どんな養成講座が良いのでしょうか?
(実際にクラスをできるようにするには、養成講座を受講した後にヨガのクラスをできるように練習して、実際に生徒さんがいるクラスを持つことが必要です。)
(参考)あっきーが受講したヨガインストラクター養成講座
ヨガインストラクターを目指すあなたに少しでも参考になればうれしいです。
実際にあっきーが受講したものです。主なヨガ資格(資格取得および指導者養成講座の受講)は下記の通りです。
(2018年10月時点、単発のワークショップ参加を除いた主なもの)
- Laxmiヨガインストラクター養成講座基礎科・専科
- アシュタンガヨガハーフプライマリーシリーズ探求講座
- RYT-200(オーストラリアのバイロンベイヨガセンター)
- 陰ヨガ指導者養成講座30時間
養成講座のおすすめの選び方
ヨガインストラクターあっきーの独断と偏見に基づく養成講座の選び方です。
ヨガ資格を取得するには、それぞれの団体が指定するヨガインストラクター養成講座に参加することになります。
受講の形態は、複数年かけて、ヨガスタジオに通いながら資格取得を目指すもの、海外で短期集中して合宿のような形で取得するもの、スクール形式で専門学校に通いながら取得するものなど様々な形があります。
あっきーの主な資格の場合は、半年ほどかけて週1回通うスタイルのLaxmi yogaの養成講座と海外の短期合宿形式のバイロンヨガセンターのRYT‐200を取得しています。
受講した養成講座によって、発行される資格が違いますので、どの養成講座を選ぶのかによって、どのヨガ資格を取得するか決まります。
そこで、資格取得を考えるときに値段、知名度、信頼度、内容等を検討することになると思います。
資格の知名度
実際にヨガインストラクターとして活動するためには資格の知名度は重要です。
地域の大手スポーツジムや企業形態のヨガスタジオで活動する際には、資格の知名度が高い方が明らかに有利です。ただ、資格の知名度がなくても本当に実力があれば、仕事はついてきます。しかし、はじめてクラスを持つ際には、知名度のない資格が不利に働く場合がないとは言えません。理由は、企業形態や規模の大きいスタジオでは、採用時点で、最初に書類選考があって、次にデモクラスを経て採用が決まることが多いです。その場合は、書類選考の時点では、誰も知らない資格よりは、多くの人が知ってる資格の方が、多少有利だと言えます(あくまでも多少です)。
一番有名な資格は、RYTと呼ばれる全米ヨガアライアンス協会の認定する資格です。RYT認定された団体やヨガスタジオの主催する講座で取得できます。RYT認定されたヨガスタジオは、規模が大きいことが多く、プログラムについても信頼できることが多いです(あくまで一般的にです…)。
他には地域で有名なヨガスタジオで取得する資格です。個人で主宰してるスタジオであっても、特定の地域では、すごく有名なスタジオや先生もいます。そんな地域で有名なスタジオの資格は、特定の地域で活動する際には知名度と信頼度も高いので有効です。
愛知県、東海地方で言えば、Laxmiの資格で活動するヨガインストラクターは多いです。
私も一番最初に資格を取得した際は、実際に活動しているインストラクターさんの活動実績を調べて、Laxmiヨガインストラクター養成講座の基礎科・専科を選択しました。
受講費用
次に値段ですが、値段の感じ方は、人それぞれなので、これは一概にどうこう言えませんが、他の講座と比較して過剰に高いものは、おすすめしません。
それと短期間のコースを複数受講していくことで最終的に資格が取得できるようなものは、注意が必要です。各コースを追加でどんどん受講していくと、想定よりもかなりお金がかかる場合もあります。料金については、明確にいくらとシンプルで分かりやすいものをおすすめします。
だいたい相場は安くて20万円程度で高いと40,50万円台と言ったところです。50万円を超えてくるような資格は、しっかりと納得できる理由がなければ、私は避けたいと感じてしまいます。
あとは、ご自分の中の納得感を大切にしてください。
講座の内容
最も大切な内容ですが、これは当たり外れが正直あると思います。
RYTに準じているものであれば、最低限の必要な内容は網羅されていると思いますが、かといってRYT以外の取得がダメかというとそうは思いません。RYTを取得してなくても素敵な先生はたくさんいます。
ちなみにですが、RYT-200とLaxmiの養成講座の内容は、当たり前と言えば当たり前ですが、かなりの部分が似てました。
内容の良し悪しは、本人の学ぶ姿勢や経験値、感じ方の差によるところもかなり大きいです。さらに養成講座によってヨガの種類や大切にしている内容も違っています。内容の差もそうですが、教える講師の質も重要です。講師の室によって、内容の良し悪しは大きく影響されます。
そこで、一番信頼できるのは、実際にその口座を卒業されてきたインストラクターの方々の意見です。その講座を卒業した知人やヨガの先生に聞くのが最も正確な情報だと言えます。その方々の口コミに頼るのが正解だと思います。信じれる先生に相談してみましょう。
あとは、大事な点ですが、内容的に素晴らしい講座でも、自分がその内容を吸収できる段階になっていないと物足りなく感じることがあります。実は、私も当初、最初に受けたLaxmi yogaの養成の内容が物足りなく感じていました。「これでホントにクラスできるの?」とすごく養成講座の修了時には不安を感じました。しかし、実際にクラスを始めることができました。そして、一定期間たったのちに改めて受けたRYT-200では、先ほどもお伝えした通りで重複する内容も多かったですが、自然と自分の経験値と理解度が上がっていたためRYT‐200の方が同じような内容でもしっかりと理解できて、これだけあればクラスできるなと感じました。RYT-200内容は最初のLaxmi yogaの内容と基礎的なものはかなり重複していましたが、自分の段階によって感じ方はまったく違います。
陰ヨガTTCも受けましたが、こちらはクラスをかなりこなした後に受けました。内容は、陰ヨガに特化したもので、解剖学的な内容も細かいものでした。そもそも足りない知識を補うためなので、すごく専門的な内容で満足いくものでした。もしこれが最初だったら、おそらく嫌になっていた気がします。
大切なことは基礎の内容が網羅されているかであって、そこから上乗せしていく応用の部分は個人の努力がどうしても必要です。
内容については、たいした講座じゃないなと感じていた講座が、クラスを教え始めた後に、いろいろと経験・理解が進んで、良かったと感じるようになることは私のようによくあります。
最終的にどうやって養成講座を選ぶのか?
上記の内容を踏まえて、じゃあ、最終的にヨガインストラクターの資格をどう選ぶのか?
結論は、実際にあっきーも実践した方法です。
自分の好きなヨガの先生に手当たり次第「どこでヨガの資格とりましたか?おすすめは、どこのプログラムですか?」と聞いてください。
大部分の先生は、大好きなヨガについて、しかも自分の過去の経験についての質問なので、嫌がることはないので、たくさん話してくれるはずです。
そこからピンとくる養成を選んでください。
好きな先生のクラスには、養成講座の色が残っている場合が多くあります。
もう一つ大切なことがあります。
普段からよく練習しているヨガのスタイルの養成講座を選択するのも大事です。
ヨガも流派によってだいぶ差があるので、
やはり自分が、日頃から練習している流派の養成講座が良いと思います。
アシュタンガとリラックス・ヨガセラピー系では全く違いますからね。
あなたに一番合う養成講座が見つかるといいですね!
くれぐれも大事なことを忘れないように。養成講座は終了してからがスタートです。
また機会があれば、実際に私が受講した養成講座の雰囲気や当時、感じていたことについて書きたいと思います。
おまけ
完全におまけですが、実は一番大事かもしれません。あっきーは、もしかするとこれが一番大事なんじゃないかと思っています。養成講座の受講生同士の交流がありそうか?同期のつながりが作れそうか?ヨガインストラクター仲間ができやすいかどうかです。
ヨガを教え始めるときもそうですが、教え始めた後も様々なことで悩んで、迷う場面があると思います。そんな時に同じ思いを共有している同期がいるかいないかはとても大事です。学校でも職場でも同じですが、やはり同級生・同期は本音が語り合える大切な仲間になります。ヨガインストラクターに向いてる人はどんな人?の記事でも書きましたが、ヨガインストラクターの活動はどうしても孤独な面がありません。だからこそ、共に成長して、資格取得後にもいろんなことを語り合える仲間が作れそうかはとても重要だと思っています。
今回もお読みいただきありがとうございました。
あっきーのヨガやブログ(ライティング)に興味ある方は、お気軽にお問い合わせ下さい!