ヨガ・yoga

身体が硬い人はヨガ(ヨガインストラクター)に向いてない?

柔軟性

この記事から得られる情報

ヨガインストラクターあっきーが、ヨガと柔軟性の関係について解説してみました。これからヨガを始める方やヨガインストラクターの卵の参考になればうれしいです

この記事がおすすめな人 

  • 身体が硬いけどこれからヨガを始めたい人
  • ヨガインストラクターを目指している人
  • あっきーのヨガと柔軟性の話に興味がある人

身体が硬い人は、ヨガを楽しめないのか?

愛知県岩倉市を中心に活動するヨガインストラクターのあっきー(@akkyogi)です(^^)/

ヨガインストラクターあっきーのヨガと柔軟性についての記事です。

これからヨガを始める方や身体が硬いと不安に感じているヨガインストラクターさんに向けて書いてみました。

ヨガ=体が柔らかい

このイメージはすっかり世の中に定着をしていると思います。

ヨガをしたことがない人にとって、ヨガのイメージは、テレビなどのメディアで柔軟性の必要なポーズをとるモデルさんのイメージではないでしょうか?

「身体の硬さ」はヨガを始める時に躊躇するポイントの一つだと思います。

「身体がカチカチの私がヨガなんて…」「ヨガしている人はみんな体が柔らかいんでしょ?」

ヨガと柔軟性は、切っても切り離せないと思っている人がいるはずです。

しかし、実際にヨガをしている人の柔軟性はどうなんでしょうか?

ヨガと柔軟性はどの程度関係があるのか、あっきーなりに①~⑤を解説していきたいと思います。

  1. ヨガにはまる人は、身体が硬い人が多いです。
  2. ヨガを続けている人は、身体が柔らかくなった人が多い。
  3. ヨガの生徒さんは、身体、硬い人も多いが柔らかい人もいる。
  4. ヨガの心地よさと柔軟性はあまり関係がない。
  5. アサナ(ポーズ)を追求するときに柔軟性が必要になる。

①ヨガにはまる人はどんな人?

ヨガにはまっている(続けている)人の中で、変わったポーズができた喜びや楽しさで続けている人は、どのくらいいるでしょうか?

あっきーがヨガクラスをしていて感じる肌感覚では、おそらく2割以下、多くて3割いるかいなかじゃないかと思います。

もちろん新しいポーズが出来た喜びは誰しも感じると思いますが、ヨガにはまったきっかけは、身体が楽になる、心がリラックスする、ほっとする、安心する、ストレスがなくなる、自己肯定感が上がる、おおらかになる、こんな感じの人が多いと思います。

もし身体的な効果だけを求めるのであれば、ランニングや筋トレ、他のスポーツの方が、身体に与える効果は大きいと言えるでしょう。

それでもヨガにはまって続けている人は、ヨガにしかない効果を感じているはずです。

その効果は、もちろん誰でも感じれますが、身体が硬い人の方がより効果を実感しやすいと思っています。

あっきーもそうでしたが、身体が硬い人は、普段から筋肉や関節がガチガチなので、ほぐれた時の変化をより感じやすいと思います。

身体がガチガチだと、どうしても心もガチガチになりがちなので、ゆるんだ時のリラックス感をより感じれると思っています。

また、ポーズを練習するにしても、すぐに攻略できてしまうゲームよりもできそうでできないゲームの方がやりがいがありますよね。

身体が硬い人の方が、ポーズができるようになるまでに身体の使い方を研究して工夫をするので、探求心が刺激されやすいと思っています。

できそうでできない。この辺りもすぐにできちゃう人よりもはまりやすいポイントだと思います。

こういう点を踏まえると身体が硬いことは、ヨガが好きになる可能性をむしろ上げるとも言えます。

ヨガの心地よさは柔軟性によらず味わえますが、ヨガにはまる人は体が硬い人も多いと言うのは見逃せないポイントです。

②ヨガを長く続けている人は、やはりそれなりに柔らかい人が多い。

すごく当たり前の事ですが、長く続けている人は柔らかい人が多いです。

これってすごく当たり前の事ですよね。

仕事でもそうですが、新人よりも10年目のベテランの方が要領よくこなすことが多いと思います。ヨガに限らず、どんなスポーツでも似たようなことが言えると思います。

はじめはガチガチの人でも、ずっと練習していれば、その人なりにはゆるんできます。

あっきーは今でも身体が硬いですが、最初に比べれば柔らくなったと思います。

ヨガインストラクターとしては、硬くても世の一般男性よりは柔らかいと思います。

それだけ柔軟をした時間が多いからです。

人と比較して、どこまで柔らかくなるかは分かりませんが、始めた時の自分よりヨガを続けていけば、柔らかくなることは間違いありません。

使えばその機能が進歩・改善していくのが、人間の特徴です。

③ヨガ教室にいる生徒さんの柔軟性は?

当たり前ですが、ヨガ歴もバラバラで、生まれつきの柔軟性もバラバラなので、みんなそれぞれです。

体がやわらかい人も当然いますが、硬い人もいます。

あっきーの印象では、身体が硬いと感じている人が8~7割で2~3割ぐらいが「私、もともと身体が柔らかいんです。」と言う印象です。

それに参加しているクラスの難易度によっても割合は違ってきます。

運動強度の高いクラスはヨガ歴の長い人が多いし、地域のヨガサークルなどは普段運動しない方で健康維持目的と言う方も多いです。

全体としては、大部分の人は自分の身体が硬いと思ってますし、実際に硬い人が多いと感じています。

それでもみなさんヨガ終わりはスッキリされた表情で帰っていきますから、きっとヨガの気持ちよさを感じていると思います。

④ヨガの心地よさと柔軟性は関係ない?

あっきーの個人的な考えも入りますが、アサナの形が作れたから、心地よくなるという事はありえないと思っています。

ヨガの心地よさは、深い呼吸と緊張と緩和によるものだと思っています。

人間がリラックスをするためには、日常で浅くなりがちな呼吸を深くする必要があります。

酸素が十分に全身に行きわたる必要があると思っています。加えて、適度な緊張と緩和を繰り返す運動効果が必要だと思っています。

さらに呼吸に集中するなど、一つのことに集中することで、日常生活でうるさくなりがちな脳をしずめることが必要です

  • 深い呼吸をすること
  • 呼吸と共に身体を動かすこと
  • 一つの事に集中すること。
  • 身体を動かした後で緩めること。

繰り返しになりますが、きれいな形(ヨガのポーズ)ができても心も身体もリラックスはしません。

柔軟性はポーズをつくるためには必要ですが、リラックスをするためには出来なくてもやろうとすれば同じ効果を得られるので、柔軟性は関係ないと言えます。

⑤ヨガに柔軟性は必要ないのか?

①~④を踏まえると、ヨガに柔軟性は必要ないのか?と聞かれると、ある一定のレベルを目指す人にとってはやはり必要になる時が来ます。

それは、アサナ(ポーズ)を追求するタイプのヨガを練習するときです。

ヨガには様々な流派やジャンルがあります。

ヨガを続けていくと、あなたにとってその時々で必要なヨガのジャンルや流派に出会うことでしょう。

その出会ったヨガの中には柔軟性が必要になるものがあります。

例えば、アシュタンガヨガ。

アシュタンガヨガは決まったポーズを練習するので、ポーズをクリアしていくためには、柔軟性がどうしても必要になります。

ヨガの中には、どうしても柔軟性が無ければできないアサナがあります。

もしあなたがずっとヨガにはまり続けていく中で、柔軟性の必要なタイプのヨガにビビっと来た時には、きっとあなたは自分の柔軟性と向き合う時なんでしょう。

その時は、苦しいかもしれませんが、柔軟性と向き合えばいいと思います。

柔軟性を向上させるのか?

出来ない中で、モヤモヤする心をどう扱っていくのか?

そのことを学べばいいと思います。

おまけ…ヨガインストラクターは体が硬いとなれないのか?

最後におまけです。ヨガインストラクターになりたい人に向けて書いてみます。

ヨガインストラクターと柔軟性の関係です。

いろんなところで言われてると思いますが、身体が硬くてもヨガインストラクターにはなれます。

あっきーも身体は硬いですが、ヨガクラスを教えています。

実際に身体が硬くて苦しんだ経験は、ヨガを教える際には役立つことが多いです。

先ほども少しふれましたが、ヨガを探求する、ヨガのアサナを練習するということに関しては、むしろプラスになると思います。

ヨガを教える時は「教える」がポイントになるので、できないことはむしろ強みになります。

できないから、できない人の気持ちによりそえます。

できないからこそ、できるために必要なことがわかります。

できないからこそ、できた喜びが分かります。

もしもすべてのポーズを楽にできてしまったら、生徒さんの体が硬い辛さやきつさを理解できないかもしれません。

どうすればできるようになるのか道筋を教えることが出来ないかもしれません。

できないからこそ味わえる苦しさやその後にできた喜びを経験として伝えることができるのは、ヨガインストラクターとしては、武器になります。

一方でヨガインストラクターなのにできないポーズがたくさんある状態は、アサナが得意な生徒さんや他のインストラクターさんと自分を比較した時にちょっとしたストレスを感じることになるかもしれません。

ヨガインストラクターなのに身体が硬くてアサナができないとアサナにとらわれると辛い思いをする場面もあるかもしれません。

しかし、その感情の中でヨガを楽しめる、自分を探求できる人こそがヨガインストラクターに向いているんじゃないでしょうか?

当たり前の事ですが、とっても大切な事なので、最後に付け加えると、ヨガインストラクターはヨガを教えることが役割です。

身体が硬くてできないアサナがあったとしても教えることが出来れば問題ありません。

ヨガを教えること」と「ヨガをすること」は違います。

このことは忘れないようにしましょう!

今回もお読みいただきありがとうございました。

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お知らせ

ヨガサークルのご案内

2020年6月より活動再開(新型コロナウィルスの感染拡大によって活動自粛を解除)

*2019年1月から岩倉市で、2019年度後期市民講座「心と身体を元気にするヨガ」のメンバーの一部を中心にヨガサークルを立ち上げることになりました。

5人程度の小規模な始まりとなりそうですが、ご興味ある方はお問い合わせ(ラインもOK)ください。

クラス情報(2020年1月時点)

ミトラヨガスタジオ(愛知県春日井市)土曜日18:30~リフレッシュヨガ

湘南シャイズヨガスタジオ(名古屋市中区上前津)

日曜日8:00~リラックスヨガ(朝ヨガ)

第1・第3 日曜日13:30~ヴィンヤサビギナー(はじめてのアクロヨガ)

ABOUT ME
あっきー
ヨガインストラクターのあっきーです。ヨガが大好きな男性ヨガインストラクターです。ヨガの話題を中心にヨガの魅力や効果、心の扱い方、お金との向き合い方、旅や健康など興味のある情報もお伝えしたいと思っています。ヨガインストラクターとしての生活が中心ですが、金融機関社員(資産運用担当)、個人投資家、WEBライターという面もあります。よろしくお願いします。