ヨガ・yoga

オーストラリアでヨガインストラクター資格(RYT-200)を取得した(^^)/パート3

バイロンヨガセンターの生活

この記事から得られる情報

実際に海外でヨガ資格(RYT-200)を取得した時の話です。オーストラリアのバイロンベイの街の雰囲気や実際のヨガセンターでの生活についてお伝えします。また、実際に取得した資格を日本で活かせるのかヨガインストラクターの視点でお答えします。

この記事がおすすめな人 

  • これからバイロンヨガセンターに行く人
  • 海外でヨガインストラクター資格を取得したいと思っている人
  • ヨガを学ぶ海外留学を考えている人
  • ワーキングホリディ(ワーホリ)でどこに行こうか迷っている人
  • オーストラリアのバイロンベイに興味がある人

海外で短期間で取得した資格(RYT‐200)は実際に活かせるのか?

愛知県岩倉市を中心に活動するヨガインストラクターのあっきー(@akkyogi)です(^^)/

前回の記事の「オーストラリアでヨガインストラクター資格(RYT-200)を取得した(^^)/パート2」続きです。

完結編パチパチ。それではいってみましょう!

 実際にヨガインストラクターを目指している方にとっては、知りたいであろう質問(パート1にも回答あり)に答えます。

  • 海外で短期間で取得した資格(RYT‐200)は実際に日本で活かせるのか?
  • 海外の短期プログラムで困ることはないのか?

この2つ気になりますよね。一番大事なとこです。

資格(RYT-200)を取得しちゃえば、履歴書の取得資格欄に書くことができます。

それでヨガスタジオやスポーツジムの採用試験を受けるためのスタートラインには立つことができます。

そういう点で活かすことはできます。

しかし、海外の短期プログラムで「日本で困ることがないのか?」という点ですが…そこは微妙なとこです。

ここからは、完全に個人的な感想です。すべての人に当てはまるとは言いません。

実際にクラスをしている経験も踏まえたあるヨガインストラクターの個人的な考えです。

大きく挙げると2つのポイントがあります。

  1. 短期プログラムだから
  2. 海外のプログラムだから

①短期プログラムだから

RYT-200の資格は、名前の通り200時間以上ヨガを学ぶことで取得できるヨガ資格になります。内容については一定の基準があるので、ヨガインストラクターとしての最低現必要な知識やスキルについて教えてもらえます。

ちなみに内容については、Laxmi yoga TTC(東海地方・愛知県を中心に知名度のあるヨガインストラクター養成講座。RYT-200とは別物)で教えていただいた内容をほぼ網羅していました。

2つを比較すると、アジャストメントや解剖学については、バイロンヨガセンターの方が詳しい感じもしますが、全体について言えば、両方ともヨガインストラクターとしての基礎的な内容という印象です。

海外に限らず日本のプログラムで資格を取得しても、教えはじめは勇気がいるし不安は付いて回ります。

そして、教えるための自主的な練習はどんなプログラムを出ても必要です。それは共通しています。

しかし、バイロンヨガセンターのプログラムでは、短期2週間という時間の制約があることが大きなポイントになります。

プログラムは大きく3つのパートに分かれています。

パートA(30時間)オンライン中心の事前の取り組み、パートB(120時間)バイロンヨガセンターでの学び、パートC(80時間)帰国後の取り組みがあります。

問題となるのはパートCの部分です。ここで困る可能性があります。

帰国後にもティーチングや知識の学習メニューが残っています。

日本に帰って身近にヨガ仲間がいないとティーチングの練習をこなしていくのがかなり大変になります。

このプログラムでは、パートC(80時間)を一定期間に完結させる必要がありますが、日本の日常生活に戻ると、ヨガ中心の生活はできなくなります。

あっきーの場合は、たまたま自分のクラスを持っていたのでなんとかなりましたが、もしも自分のクラスを持っていなければ80時間をこなすのは厳しかったかもしれません。

ヨガ仲間が身近にいないと、モチベーションの維持もより難しくなります。

もし仮に時間切れになってしまうと資格(RYT-200)の取得すらできない結果になってしまいます。

それではもったいないし、参加した意味がありません。

パートC(80時間)を短期で終えられたら良いですが、普通は半年近くかかると思います。するとバイロンヨガセンターに滞在していた時期からかなり時間がたって、プログラムを修了することになります。

実際にクラスを教えるのは、そこからさらに先になるはずです。

その時まで、強い意志を持ってモチベーションを維持できるか、プログラムを終えてからかなり時間が空いても勇気をもって採用オーデイションに臨めるのかという不安は残ります。

もちろん強い意志を持ち続けて、身近に協力者を見つけてプログラムをこなすのであればまったく問題はありません。

ヨガインストラクターとして、「絶対にやっていく」と揺るぎない思いがある人は良いですが、そうじゃない人は少々心配な点かもしれません。

②海外のプログラムだから

先ほどの内容にも関連しますが、海外でプログラムを行っているので、参加者の出身地域はバラバラです。

東京近辺の人なら、他の地域よりは近くに住む人がいる可能性はあります。

自分もそうでしたが、その他の地域の人は、まず地元の人はいないと思った方がいいです。

そのため帰国後にバイロンベイで共に学んだヨガ友との繋がりを維持しにくいです。

ここがとっても残念なところです。

さっきふれたCパートのティーチングの練習もそうですが、帰国後は淡々と一人で練習していくことになります。

資格を取得したら終わりではありません。

実際にクラスをするために、教える練習をしていくことになります。

モチベーションを維持することも大変ですが、ヨガ友がいないことで物理的(例えば、生徒役をやってもらう。練習場所を確保する)に練習するのが大変になります。

そして、教える自信がついてたら、教える場所(ヨガスタジオやスポージムなど)も確保しなければなりません。

教える場所を見つける近道は人づてです。

日本なら資格を取得したヨガスタジオや先輩卒業生などから後押しを受けれることがよくあります。人づてにヨガの仕事が舞い込んでくることもあります。

しかし、海外で資格を取得しているので、そういったことはまずありません。

まとめ…迷ったら、とりあえず行ってみるのもありかも!?

今回の記事のまとめです。

  • 海外で短期間で取得した資格(RYT‐200)は実際に日本で活かせるのか?
  • 海外の短期プログラムで困ることはないのか?

この2つの問いの答えは、結局のところ本人次第です。

長々書いて、「結局、それかい!?」という声が聞こえてきそうですが、結局それです。

最後まで、強い意志を持ち続けることができれば大丈夫です。

どれだけ優れた条件の講座を終えても、講座修了時には「こんな状態でホントに教えれるのかな?」「教える場所は見つけれるかな?」「採用オーディションは通るのかな?」と不安や心配が出てきます。

もしオーデイションを通ったとしても初めてのクラスをすることになれば、さらに不安や心配が出てきます。

人間は誰しも初めてのことをするときは怖いし不安になります。

それを一つ一つ乗り越えていくことがヨガの道です。

不安や恐怖を乗り越えることで、人間的にも成長します。

そういう気持ちがあれば、海外だろうと国内だろうとどんなプログラムを出ても大丈夫です。

この記事を読んで参加するかどうか迷っている人は、「とりあえず参加してみる」のをおすすめします。

人との出会いや目にした景色、感じた空気など経験したすべてのことが人生で何らかのプラスになるでしょう。きっと良い経験ができますよ(^^)/

  • ヨガは好きだけど教える気はないよ
  • せっかくワーホリに来たから、ヨガの資格でも取って帰ろうかな
  • 留学したいけど、やりたいことがないからヨガでも学ぼうかな
  • 旅のついでにヨガでも学ぼうかな

こんな理由での参加も個人的にはありだと思います。(必ずしもヨガインストラクターを目指す必要はないと思います。)

それぐらいバイロンヨガセンターでの経験は良い思い出になります。

ヨガを楽しみつつ旅するって最高ですよね!

ちなみにバイロンヨガセンターで聞いた話ですが、よりランクの高い資格(RYT‐500など)になれば、通年で取得する資格もあるそうです。そうしたものは学生ビザの取得が可能なようです。

オーストラリアに住んでみたいという人は、そんな選択もあるかもしれません。

現在、ヨガインストラクター資格(RYT-200)の取得を計画している人の参考になればうれしいです。

これでオーストラリアでヨガインストラクター資格(RYT-200)を取得した(^^)/パート1パート2パート3完結です。

今回もお読みいただきありがとうございました。

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あっきー
ヨガインストラクターのあっきーです。ヨガが大好きな男性ヨガインストラクターです。ヨガの話題を中心にヨガの魅力や効果、心の扱い方、お金との向き合い方、旅や健康など興味のある情報もお伝えしたいと思っています。ヨガインストラクターとしての生活が中心ですが、金融機関社員(資産運用担当)、個人投資家、WEBライターという面もあります。よろしくお願いします。