メンタル・マインド

一つの価値観に偏ることに気をつけよう。ヨガ哲学はバランスです(^^)/

この記事から得られる情報

あっきーは、人生の中では、バランスがとても大切だと考えています。幸せな人生を生きるためには何かに偏ることは避けた方が良いと思ってます。ヨガ哲学も突き詰めると核心部分は、偏らない・バランスの重要性です。過ぎたるは及ばざるがごとし。

この記事がおすすめな人 

  • 人生をより良く生きたい人
  • 一つの価値観で突っ走るタイプの人・考えが偏りやすい人
  • あっきーのヨガ哲学の考え方に興味がある人

何かに偏ること・バランスの崩れに気を付けよう!

愛知県岩倉市を中心に活動するヨガインストラクターのあっきー(@akkyogi)です(^^)/

偏りをなくす。バランスをとる。

これって人生の中では、とても大切なことだと思っています。

ついつい人間は何か正しいと感じると、その考えを盲目的に信じてしまいます。

しかし、絶対的な正解は存在しないと思っています。

ある人には正解だけど、ある人には合わないということはよくあります。

人生の中で何かしらの問題が起きている時は、考え方が偏っていたり、何らかのバランスが崩れていることが多いと考えています。

過去を振り返るとあっきーの場合もうまくいっていないときは、何らかのバランスが崩れていました。

仕事、人間関係、健康、人生にはあらゆる課題があります。

そして、あらゆる出来事は絶妙なバランスの下に成り立っています。

物事にはバランスの取れる位置があるという事実を頭の片隅に意識しておく方が、いろいろなことがうまくいきます。

宇宙や地球、環境、生命などあらゆる自然の法則は偏りを嫌います。

絶妙なバランスの上に成り立っています。自然な状態は調和しています。

この調和していて、バランスのとれてる状態が、本来の姿です。

片方に偏り過ぎると、問題が起きてきます。

多くの場合、大きな失敗をすることではじめて偏りに気づきます。

偏りに気づいて修正して、本来のちょうど良いバランスに戻っていきます。

自然と同じようにこのサイクルを人生の中でも繰り返しています。

あっきーも偏った考え方から、学生時代には、ずいぶんと辛い時間を過ごしてしまいました!

今、思うとホントにもったいなかったです。

もしあの時考え方の偏りやバランスの崩れに早く気づくことができれば、つらい時期はもっと短く済んだことでしょう。

ヨガ哲学も実は偏らないことが大切だと説いている

ヨガ哲学の核心部分は、八支則にあると思っています。(※八支則を知らない方は、こちらの記事を読んでください。)

八支則の中には、ヤマ(すべきでないこと)、ニヤマ(積極的にすべきこと)というものがあります。

ヤマ・ニヤマの中には、それぞれ5つの項目が入っています。そして、それは互いに関わり合う関係になっています。

あっきーなりの解釈ですが、八支則の中で、それぞれの項目をそれぞれが互いに関わることで、「偏らないことの重要性」も伝えていると思っています。

少し話は飛びますが、オーストラリアのバイロンベイヨガセンターでRYT-200の講座を受けていた時(→その時の記事はこちら)に終盤の課題で、「ヤマ・ニヤマの各項目の関わりについて答えなさい」というのがありました。

授業の中で先生から「ヤマ・ニヤマの各項目について質問されて、自分なりの回答をその場で答える」というのがありました。

例えば、「アヒムサ(非暴力)とアパリグラハ(貪らないこと)の関連について答えよ。」という感じの質問がされます。

質問の正解は特に決まっていません。

それぞれが出した答えが正解ですが、あっきーが答えるとこんな感じになります。

「アヒムサは、非暴力・暴力をしないという事ですが、暴力は人に対する行動だけでなく自分に対する行動も含まれます。アパリグラハとアヒムサの関わりで考えると、ヨガのアーサナを過度に追求するのは、どちらの視点からも問題があると思います。アーサナを過度に追求することは、自分の身体に対して過剰な負荷を与える行動だと言えます。過剰な負荷をかけることは自分の体に対する暴力とも言えます。さらにその動機がもっともっとという欲から来ているとすれば、それは本来のアーサナを練習する目的とはずれてきています。ヨガの本質である自分を知るという観点からアヒムサ、アパリグラハを考えると、快適で安定したアーサナの練習に勤めて、焦りや欠乏の感情からではなく、純粋な自己探求として、ゆっくりと時間をかけてできないアーサナと向き合うべきです。」

この答えが正解かどうかは分かりませんが…

ヤマ・ニヤマの中にある項目の関連性を考えることで、何か一つの価値観に縛られないようにする思考の練習になります。

八支則の中にいくつかの複合的な要素があるように広い視点から考えることが大事だと思っています。

八支則やヤマ・ニヤマの各項目を使って、それぞれの価値観を組み合わせて、いろんな発想をしてみることはヨガ哲学の勉強にもなりますよね。

まとめると、ヨガ哲学の観点からも偏らずに広い視野で物事を考えるべきだと思っています。

(少し強引な気もしますが…)

「バランスが大切なもの」あっきー視点(^^)/

パッとすぐに浮かぶものを10個挙げてみました。他にもたくさんあると思いますが、ここではあくまであっきーの視点で挙げてみました。

  1. 世俗的な考え方とヨガ的な思考のバランス
  2. 自信と謙虚さと感謝のバランス
  3. 心と身体と魂のバランス
  4. 一人で行動することと人と関わることのバランス
  5. 自分の意志を貫くことと人の意見を聞くことのバランス
  6. 感情と思考と直感のバランス
  7. 物質的なものと見えないもののバランス
  8. 人の意思と見えないサポートのバランス
  9. 自然と人工的なもののバランス
  10. 理想と現実のバランス

全て解説するとかなりの長文になってしまうので最初の2つだけ解説することにします。他はタイトルから、あっきーの考えを想像してください。

①世俗的な考え方とヨガ的な思考のバランス

https://twitter.com/akkyogi/status/1189155069079408640

今回の記事について書こうと思った元々のきっかけは、ヨガ友(ヨガインストラクター)と話していた時の会話からです。

あっきー「ヨガの先生って、ヨガ・ヨガしないの大事だよね?一般の人にひかれちゃうとよくないよね。」

ヨガ友「わかるー。ヨガ・ヨガすると一般の人を遠ざけるよね。」

あっきー「一般人の気持ちが分からなくなったり、自己満足で伝えた気になるだけで伝えたいことが伝わらなくなるよね。」

お互いにこのことは共通の認識でした。

ヨガ・ヨガした人が苦手っていう人が世の中には、実はたくさんいます。いわゆる世俗的な人たちです。

ヨガスタジオに来ている生徒さんにも世俗的な人は多いです。

だからと言って、世俗的な人に合わせる必要もありませんが、極端に偏るのはよくないと思ってます。

ヨガの先生の中には、めちゃくちゃヨガ・ヨガした先生に出会うことがあります。

発言やクラスのガイドからも「すごくスピリチュアルな感性が溢れている」「いかにもヨガ哲学を実践してます。」が伝わる先生です。

ちなみにあっきーは、そういう先生も好きです。

しかし一方で、ちょっと「世間とのズレ」が気になるのも事実です。

「ヨガの世界だけ」で生きていると、少しずつ世俗からズレていく気がしています。

このズレている感覚を認識していれば、自分の中で生徒さんに伝わりやすいように工夫することができますが、もしこのズレを認識できていなかったら、クラスを受けてくださる生徒さんに伝えたいことは伝わらないかもしれません。

世間とズレってしまっているヨガインストラクターさんに出会うと「ちょっと大丈夫かな」と思ってます。

あっきーの印象ですが、ヨガインストラクターさんは良い人が多いし、スタジオオーナーさんも良い人が多いし、生徒さんも良い人が多いです。

ヨガの世界の人は、優しい人、親切な人、良い人が多くて、スピリチュアルな考え方を受け入れ大切にしている人が多いです。
あっきーもスピリチュアルな考え方は好きだし、精神性はとっても大事だと思っています。

一方で、会社員の世界では同僚・上司・お客さまの中には「うん!?この人大丈夫か!?」と首をかしげたくなる人は一定数いるのも事実です。(数は多くはありませんが…)

ヨガの世界に良い人が多いことは悪いことではないし、もちろん素晴らしいことだと思ってます。

しかし、世の中にはたくさん変な人がいるのも事実だと思っています。

日本の会社や組織に属していると、社会的な課題もたくさんあると感じます。

もしもずっとヨガの世界だけで生きるなら、世俗的な価値観は必要ないかもしれません。

しかし、多くの人は、生活の基盤は世俗にあります。

この現代で、幸せに生きることを望んでいると思います。
実際の生活を物質的に豊かにしていくことも必要な事でしょう。

現代のヨギーは、古代のヨギーのように洞窟にこもって一生を終えるわけではありません。

衣食住に事欠いて、日々、飢えや寒さを耐えしのいでいる状態で満足する人はいないでしょう。

貧しくても心が豊かであればいいと考えている人もいるとは思いますが、多くはないでしょう。現実的には精神的に安心していられる程度のお金がある方が心を幸せを感じやすいと思います。

見えないことを大切にしているあっきーですが、それだけで良いとは思っていません。

ヨガクラスの中で見えないことを前面に出すのはいかがなものかと思っています。

クラスのガイドで、エナジーやプラーナ、チャクラなどヨガ用語やヨガ的な概念を前面に出し先生もいますが、あっきーの考えとはちょっと違います。

ちなみにあっきーが良いと思うガイドは、生徒さんの呼吸のしやすさを優先したガイドで、多少解剖学的な話も入っているが、全体としては、ほんのりヨガ的な概念を感じるクラスです。

つまり何が言いたいかというと…ヨガクラスに限らず、実際の生活においても世俗的なこととヨガ的な思考のバランスがとれた生き方が理想だと思っています。

どちらかに偏ることは望ましいとは思えません。

②自信と謙虚さと感謝のバランス

https://twitter.com/akkyogi/status/1194212335801389056

自信と謙虚さと感謝のこの3つのバランスが取れてる状態が心のあり方としては、良いと思ってます。

あっきーもこの3つのバランスを取ることを意識してます(すぐ忘れますが 笑)。

物事がうまくいかなかったり、心身の不調を感じていたり、人間関係で悩んでいるような時は、おそらくこの3つのバランスのどこかが崩れています。

自信が過剰過ぎると、エゴが溢れたり、人をバカにしたり、周りの人を不快にすることがあります。物事がどんなにうまくいっていたとしても謙虚さを忘れてはいけません。

謙虚なことは良いことですが、謙虚さばかりが強くなって、自信を失ってくると「自分なんか…」「自分は何をやってもダメなんだ…」と卑屈になったり、人が羨ましく見えてきます。

よく辛かった時期として例に出してる「パニック障害で苦しんで時期」は、完全に自信を失って卑屈な心の状態になっていました。

そして、忘れてはならないのが感謝の気持ちです。感謝の視点には、他者の観点や見えない存在への敬意など自分意外の存在や幸せの根源的な部分があります。

感謝の気持ちを持つことで、はじめて自信と謙虚さのバランスを取ることにも価値が出てきます。

「幸せだなぁ」「ありがたいなぁ」という感情は、心に平穏をもたらします。

おそらく感謝の心が溢れている状態なら、自然と自信と謙虚さのバランスも取れていることでしょう。

逆に感謝の心がなければ、自信と謙虚さのバランスは機能しないと思います。

(感謝については、こちらの記事にも書いてます。)

自信と謙虚さと感謝のこの3つのバランスは、やっぱり大切ですね。

あっきーも忘れないように気を付けます!

どうでしたか?バランスをとること。偏らないことの重要性は伝わりましたか?

もし機会があれば、残りの③~⑩についても書けたらいいなと思っています。

(今のところ書く予定はありませんが…笑)

今回もお読みいただきありがとうございました。

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お知らせ

ヨガサークルのご案内

*2019年1月から岩倉市で、2019年度後期市民講座「心と身体を元気にするヨガ」のメンバーの一部を中心にヨガサークルを立ち上げることになりました。

5人程度の小規模な始まりとなりそうですが、ご興味ある方はお問い合わせ(ラインもOK)ください。

岩倉市、ヨガサークル

クラス情報(2020年1月時点)

ミトラヨガスタジオ(愛知県春日井市)土曜日18:30~リフレッシュヨガ

湘南シャイズヨガスタジオ(名古屋市中区上前津)

日曜日8:00~リラックスヨガ(朝ヨガ)

第1・第3 日曜日16:00~ヴィンヤサビギナー(はじめてのアクロヨガ)

ABOUT ME
あっきー
ヨガインストラクターのあっきーです。ヨガが大好きな男性ヨガインストラクターです。ヨガの話題を中心にヨガの魅力や効果、心の扱い方、お金との向き合い方、旅や健康など興味のある情報もお伝えしたいと思っています。ヨガインストラクターとしての生活が中心ですが、金融機関社員(資産運用担当)、個人投資家、WEBライターという面もあります。よろしくお願いします。