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あっきーが、今までにヨガクラスをしてきて感じている「ヨガインストラクターとして働くこと」についての記事です。ヨガインストラクターを目指している人の参考になればうれしいです。
この記事がおすすめな人
●ヨガインストラクターを目指している人
●ヨガインストラクターとして働いている人
●ヨガインストラクターの仕事について知りたい人
Contents
ヨガインストラクターを長く続けるために必要なこと
愛知県岩倉市を中心に活動するヨガインストラクターのあっきーです(^^)/
ヨガインストラクターとネットで検索すると、スペースの後に資格とか収入という言葉が続いてます。きっとヨガインストラクターを仕事にしたい人が多いんだと思います。
今までヨガクラスをさせて頂く中であっきーが感じる「ヨガインストラクターとして働くこと」について記事にしてみました。
今回の記事は、実際にヨガインストラクターとして活動してる方には、きっと共感して頂ける内容だと思います。
前提として、あっきーはできるだけ長くヨガインストラクターとして働きたいと思っています。一生涯にわたりヨガクラスをしていきたいと思っています。
本音で言って、ヨガインストラクターの仕事は、素晴らしい仕事だと思います。
生徒さんに喜ばれるし、自分の好きや大切な思いをそのまま伝えられる仕事です。
しかし、そんな素晴らしい仕事でも、ヨガインストラクターをずっと続けている人はかなり少ない印象です。
最初の養成口座が終わってから、5~6年程度たったかと思いますが、養成同期で、今もヨガを教えてるのは4人前後だと思います。
もともとは、20人ほどの同期がいました。
ヨガを教えることをやめていった理由はさまざまです。
ヨガインストラクターの仕事が楽しめなかった。
何らかの理由で体調を崩した。
結婚・出産をしたことで、優先順位が変わった。
引っ越して生活環境が変わった。
収入が厳しくて、生活できなかった。
きっと、もっと他にも理由があると思います。
これは、あっきーの同期に限った話ではないと思います。
もちろんあっきーの母親のように何十年と活動されている方もいますが、実際に10年以上教えてる先生に合うことは意外と少ないです。
ヨガスタジオの先生もどんどん入れ代わっていきます。ホットヨガスタジオでは、常温よりもさらに早いサイクルで入れ替わりがあると思います。
ヨガを自由にできる、好きなことを自由にできる、理想のライフスタイルだと思ったら、実際には違ったという人がけっこういるからだと想像します。
もちろん憧れのライフスタイルを実現できている人もいます。
身近でも所属しているヨガスタジオのオーナーさんは、理想的なライフスタイルを送っています。
ヨガインストラクターとして活動し続けるためには、間違いなく3つのことが必要です。
- 生徒さんがいること
- 一定の収入があること
- 健康でいること
これは、あっきーが実際に活動していて感じていることです。
好きなことをし続けるには社会の中で必要とされ続けることが必要です。
そのためには、この3つを満たしていないと続けれなくなってしまいます。
もしもヨガインストラクターを生涯にわたり続けいていこうと思えば、この3つを確保しましょう。
人が大切にしていることは?
少し話はそれますが、人がなぜ働くのか?ということを少し深堀したいと思います。
ヨガインストラクターとして働くことも元を正せば、より良い人生を作るための1つの選択だと思います。
本来の人生の主目的は以下のようなものだと思います。(もちろん他にもあるとは思いますが…)
- 人間性の向上
- 心と身体の健康
- 家族、友人、他者の幸せ
- 社会への貢献
- 自己実現・自己の幸せの追求
1~5を目指すの中で、ヨガを中心とする生き方がしたいと思って選択するのが、ヨガインストラクターとして働くという事だと思います。
もしもヨガインストラクターとして働くことで、1~5が損なわれるとしたら、きっとヨガインストラクターとして働き続けることはできません。
実は、さきほど挙げた3つ(生徒さんがいること、一定の収入があること、健康であること)がクリアされないと人生の主目的も果たせないんです。だから、結果的に続かなくなってしまうんです。
①生徒さんがいること
今更ですが、すごく当たり前の事を書くと、ヨガを教えるためには、生徒さんが必要です。
もし生徒さんが0になれば、どれだけヨガクラスをしたいと思ってもすることはできません。
あっきーもたまにありますが、クラスがクローズになる切なさは何とも言えません。
現在、ヨガクラスを持っているインストラクターさんなら気持ちがわかるはずです。
ヨガを教えるためには、ヨガサークルやヨガ教室を主宰するか、スポーツジムやヨガスタジオで雇われる必要があります。
どちらも共通ですが、生徒さんがあなたのクラスに来なくなればクラスはできません。
スポーツジムやヨガスタジオに雇われてる場合であれば、生徒さんの数が極端に減ってこれば、クラスが打ち切られることもあるかもしれません。
何事も必要とされ続けるには、大きな努力がいります。そして、努力をするためには熱意もいります。
生徒さんにもそれぞれの人生があります。時々によって、大切にしたいことや興味・関心がが変わっていきます。
こうしたことをきちんと把握して、常に生徒さんがいる状態を満たすことができてはじめてヨガインストラクターとして働くことができます。
生徒さんがいてくださることには、心から感謝をしています。ありがとうございます。
あっきーも生徒さんを失わないようにこれからも熱意をもって頑張っていきたいと思います。
②一定の収入があること
人は生きていると、一定の収入が必要です。
その必要額をヨガの仕事だけで満たせていれば、何も問題なくヨガインストラクターとして働き続けることが出来ます。
ヨガが好きという熱意だけで続けていければ良いですが、もし現実の生活が立ち行かなくなったら、きっと熱意が失われていくことになります。
衣食住が満たされない状態になれば、衣食住が満たされる職業に変わっていくことになると思います。
実際にヨガが大好き、ヨガインストラクターとして食べていくと言ってたのが、気が付いたら経済的な理由で、ヨガを教えることをやめてしまった人達がいます。
ヨガインストラクターとして活動している人の多くは兼業です。もしくは生活費が何らかの理由で確保されている人(例えば、生活費は配偶者が確保している。実家暮らし)が多いです。
つまり精神的なゆとりをもって、ヨガクラスをしている人が多いです。
もちろんヨガインストラクターの専業(フリーのヨガインストラクターのみ)という人もいますが、かなり少数です。
理由は単純です。クラスの本数をこなして、収入が確保されている状態は、精神的にも肉体的にもけっこうきつい状態になります。実際に経験されている方は、言っていることが分かると思います。
どんなに強い信念があっても日々の生活費が確保できていない状態だと大好きなヨガクラスが辛くなっていきます。
もしもヨガクラスをしたら、赤字だったらどうでしょうか?
場所代を払って、交通費を使って、時間も拘束されて…それでも続けれますか?
もし続けれるという方がいたら、きっとヨガ以外の収入があることでしょう。
あっきーも経験がありますが、歩合制のスタジオで1クラスの収入が交通費と移動時間を考慮するとプラスマイナス0のことがあります。
あっきーの場合は兼業なので、そこまで気にしていませんが、生活費の確保のためにヨガクラスをしている人だと、その時点で何らかのネガティブな感情が湧いてくるはずです。
生活費を確保することに苦しんで、ヨガの大切な要素が抜け落ちたら、元も子もないと思ってます。
ちなみにヨガスタジオのオーナーは専業ではなくて、ヨガインストラクターとスタジオ経営者の兼業です。ホットヨガスタジオの社員さんは、あっきーの考え方だとヨガインストラクターの会社員になります。
本当に長くヨガインストラクターとして活動していこうと考えるなら、きちんと一定の収入を確保する方法(それがヨガであっても、ヨガ以外でも)を考えておくことは大切です。
おまけ…ヨガインストラクターの働き方と収入の例
おまけです 笑
実際にヨガインストラクターとしての働き方と収入の例をご紹介します。
どういう契約形態でヨガクラスをするのかで、働き方や収入もまったく違ってきます。
大きく分けると、ヨガクラスを主催する側なのか、雇われる側でヨガクラスを提供するのかで違いがあります。
実際にヨガクラスするには、大きく分けると3(もしくは4パターン)です。
- 業務委託契約で固定給
- 業務委託契約で歩合制
- 大手ヨガスタジオで会社員として雇用されて、ヨガクラスを提供
- ヨガサークル、ヨガスタジオ等の主催者として、ヨガクラスを提供
①と②の業務委託契約は、ヨガスタジオやスポーツジムで多い形態です。
フリーランスのヨガインストラクターとして雇われる形でクラスを提供することになります。
スポーツジムやヨガスタジオのレギュラークラスをイメージしてください。
もちろん場所や指導歴、人気などによって1クラスの収入に違いが出てきます。
愛知県のホットヨガスタジオの相場は、最初は、1クラス3000円前後と言われています。
メリットは集客等のヨガクラス以外のことを基本的にはしなくていいので、ヨガクラスに集中できます。デメリットは、雇い主の決めた条件でクラスをすることになります。
③は大手ホットヨガスタジオの会社員になる場合です。
会社員なので、会社員としての初任給は求人の際に書かれてる通りです。
大手ホットヨガスタジオの給与水準は、だいたい中小企業並みと言われています。
メリット・デメリットは、すべて会社員と同じです。
④は主催者として、クラスを提供する場合です。
最初にメリットは、すべての頑張りが自分に返ってくる。デメリットは集客、活動場所の確保なども含めて、すべてが自分の責任になる。
ちなみにヨガサークル主催者の収入は、(参加者×金額)-場所代等の諸経費になります。
例えば、ヨガサークルを主催していて、場所代2000円で、1回2000円で10人の参加者がいれば、20000円-2000円で1クラスの収入は18000円になります。月4回なら72000円の収入になります。もしかりにこういうヨガサークルを4つ作ることが出来れば、これだけで生活ができます。
一般的にグループレッスンと比較すると、プライベートレッスンは、収入が高くなります。
参考になりましたか?(^^)/
ヨガインストラクターが、お金のことを考えるのはなんとなく良くない。そんな雰囲気がありますが、人生の主目的を果たすためにも必要だと思います。
③健康でいること
説明するまでもないですね。健康じゃないとヨガを教えることができません。身体が辛いとクラスすることが辛くなります。体調を崩した時のヨガクラスは、ホントにしんどいです。
まとめ 人それぞれの距離がある
ここまで書いてきたようにヨガインストラクターとして長く働くために必要なことが3つあります。
生徒さんがいる、一定の収入がある、健康である
しかし、その3つを確実にする方法は正解がありません。
唯一分かっているのは、仕事とは社会から必要とされることです。
必要とされないとヨガインストラクターとして働く場所がありません。
現在、兼業の立場にいるあっきーの個人的な考えだと兼業も悪くはないかなと思ってます。
実際にヨガと仕事が一致するのが良い人とヨガと仕事が別れている方が良い人がいると思います。
ヨガの精神性を大切にする生き方がしたい人が、集客に苦しんだり、その他の雑務で疲弊するとしたらどうでしょうか?集客や雑務も含めて、楽しめる人ならどうでしょうか?
ヨガインストラクターは、ヨガを伝える人であって、同時にヨガを実践する人でいることも大切だと思います。
ヨガ的な生き方を実践をするためには、収入をヨガで稼ぐ方がいいの?それとも別に稼ぐ手段を持つ方が良いのかは人それぞれです。
ただし、頭に入れとかないといけなのは、人生の主目的を果たすこと、ヨガインストラクターを長く続けるけるために必要な3つの事をクリアすることです。
今の社会システムにうまく適応して、その中でヨガを実践していきましょう。
現代のヨガの実践は、洞窟にこもって隔世の中で行うものとは違います。
幸せな人生を生きる事がヨガの実践ですね(^^)/
今回もお読みいただきありがとうございました!
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クラス情報(2019年10月時点)
●ミトラヨガスタジオ(愛知県春日井市)土曜日18:30~リフレッシュヨガ
●湘南シャイズヨガスタジオ(名古屋市中区上前津)
日曜日8:00~リラックスヨガ(朝ヨガ)
日曜日16:00~ヴィンヤサビギナー(はじめてのアクロヨガ)
●岩倉市生涯学習センター 2019年度後期市民講座「心と身体を元気にするヨガ」